夜にかけてだんだんと顎の痛みが気になるようになる症状の現れ方をすることがあります。朝は全く問題ないのにだんだんと症状が現れ、放置していると朝から症状が現れるようになってしまった・・なんて事もあります。今回は、このような症状の現れ方をした時に考えられる問題をご紹介いたします。
夜になると顎が痛くなる原因は?
顎関節症はそれぞれの原因によってⅠ~Ⅴ型顎関節症に分類されています。その中のⅠ型顎関節症は筋肉性顎関節症であり、今回ご紹介している夜になると顎関節周辺の痛みを引き起こす事が考えられます。
夜にかけて症状が出てくる場合に一番考えられることが、筋肉の疲労の問題です。寝ている間の食いしばりや歯ぎしりがなければ、朝起きたタイミングは筋肉にとって一番疲労が無い時となります。そのため動かしたりしても症状が現れにくいです。しかし、日中に食事や会話で顎関節を動かしたり、食いしばり等の癖が出現することによって筋肉にどんどんと疲労が溜まっていくことがあります。その結果、夕方や夜の時間帯で症状が現れやすくなります。この時の痛みとして、鈍痛・顎関節周辺のだるさ・筋肉痛のような痛みであれば、痛みの性質からいってⅠ型顎関節症の可能性がさらに高まります。
Ⅱ~Ⅳ型顎関節症の場合には、炎症が伴ったり関節内の問題が起こっている事が多いです。そのため、症状が現れた時には一日の時間によっての症状の変化が起こる事は少なく、朝から夜まで症状が一定に現れる事がほとんどです。例えば、開口時に顎関節に痛みが現れる方は朝から夜まで開口のタイミングで同じように痛みが引き起こされます。
改善の為のポイント
癖に注意
このタイプの方は、日中に何らかの癖によって咀嚼筋をはじめとする顎関節周辺の筋肉に負担がかかっている可能性が考えられます。ですので、問題となる癖を無くす努力が必要です。その代表的な癖は、食いしばり・頬杖・片噛み等が挙げられます。必要以上に筋肉を使うことによって筋肉の柔軟性が無くなり、その結果Ⅰ型顎関節症が発症するリスクが高まりますので、心当たりがある癖は出来る限り無くすようにしましょう!
冷えないようにする
筋肉性の問題の場合には、冷えることによって血液循環が悪くなると症状が悪化することがあります。特に冷房や冬場に顎関節周辺が冷たく冷えてしまう事は良くないので、何らかの対策をしていただくことが望ましいです。例えば、冬場だとマスクをしたりストールで顎周辺まで覆うようにしたりすると冷え対策になります。夏場の場合ですと冷房の風が直接当たらないような位置にするぐらいの対策で良いです。
マッサージ
筋肉の硬さが現れるとその中を走行する血管が圧迫され循環障害が起こります。それを予防するためには、皮膚表面でも血液循環を改善させることが望ましいです。その方法の一つとして、マッサージが挙げられます。ただし、マッサージにも注意点があり、強い力を入れてしまうとかえって筋肉が損傷されて症状が悪化することがあります。あくまで擦るぐらいの軽い力で行うようにご注意ください。
治療開始のタイミング
夜にかけて症状が現れたけれど、1・2日で症状が落ち着く場合にはそのまま経過観察で問題ありません。ただし、よく話したり噛むことが多かったなどの心当たりがなく発症した場合には、日頃の癖の見直しはしていただいた方が再発予防に繋がります。
症状が2週間以上続く、だんだんと症状が出てくる時間が早くなっている等の悪化傾向がみられる場合には、医療機関を受診しましょう。受診される場合には口腔外科や顎関節症を取り扱っている鍼灸院が望ましいです。もちろん1・2日で症状が消失した場合でも気になる方は受診していただいて構いません。早期治療が早期改善のカギになります。我慢せずに早めに受診してください。
当院では、顎関節症に対して鍼灸治療・整体療法を選択し治療を行っております。
今回ご紹介したように筋肉性顎関節症の場合には、鍼灸治療を選択することが多いです。鍼治療だけの時もありますが、症状によっては鍼に電気を流す鍼通電療法で症状の改善を目指します。関節性顎関節症の場合には、整体療法にて顎関節の矯正を行うこともあります。一人一人の症状に合わせた治療法を提案しております。
「顎関節症ですね」の一言で説明が終われている事が多く、ご自身が一体何型顎関節症なのか?それにあったセルフケアは何か?を聞かれていない事があります。当院では、今現在何が原因となった顎関節症か・それに合った治療法・セルフケア等の説明を心掛けて行っております。そうすることでご自身でも状況を判断する力を持ち、様々な問題に対して対応できるようになることがあります。
当院は、国連機関WHF(World Human Facility Community)より鍼灸・カイロスペシャリスト認定をいただきました。世界に認められた実力で顎関節症改善をサポートいたします。
治療料金
・顎関節症治療は、鍼灸治療・整体療法ともに5500円(税込み)となっております。
※初回のみ、初診料2200円が別途必要となります。
※院長希望の場合には、別途1100円が必要となります。ご希望の方は、ご予約の際にお申し出ください。
information
大阪府大阪市淀川区西中島の東洋医学治療センターです。最寄駅は、御堂筋線 西中島南方駅で徒歩2分、新大阪駅から徒歩10分、阪急京都線の南方駅から徒歩1分です。当院は厚生労働省認可の治療院で、鍼師・灸師・柔道整復師の国家資格所持者による治療を行っております。
当院は日本で唯一のアメリカ合衆国大統領からGOLD AWARD、国連機関のWHFから鍼灸・カイロプラクティックスペシャリスト認定を受けた治療院です。
・口が開きにくい
・話をしていると顎がだるくなって生活に支障がある
・長時間話していると呂律が回らなくなる
・インプラントや歯列矯正によって顎関節周辺に問題があらわれた
・痛み止めやマウスピースではなく本当の治療を受けたい
・口を開けると顎が痛い
・顎がだるくて動かしにくい
・硬いものを食べていたら噛めなくなる
など、顎関節症による様々な症状に対応可能です!
西洋医学的なマウスピースの装着や痛み止めの内服などの治療では症状が改善しないとあきらめていた方の症状が、東洋医学的な治療によって改善する事も多くあります。
・筋肉の硬さが取れて口が開きやすくなった!
・顎関節の痛みを気にせず生活ができている!
・口の開閉時の引っ掛かりがなくなった!
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このように驚かれる方も多くいらっしゃいます。
これまでの数多くの相談を受け東洋医学的治療によって、顎関節症の改善と多くの笑顔を見てきた治療のプロにご相談ください。これまでの顎関節症治療の経験からあなたの顎関節症のタイプや顎関節周辺の状況に合った治療法を提案いたします。治療を行うのは顎関節の構造や運動、顎関節症を熟知した鍼灸師の国家資格をもつ治療のプロです。世界に認められたプロの治療技術で安全・安心に顎関節症の症状改善をサポートいたします。
もし不安や、心配なことがあれば遠慮なくお伝えください。できる限りご要望に応じて、治療を進めてまいります。一緒に快適な日常生活を取り戻しましょう。
顎関節症は進行する疾患です。1日でも早い治療開始をお勧めします。
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世界に認められた実力で顎関節症の症状改善をサポートいたします。
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