顎関節症の代表的症状である関節雑音ですが、顎関節が耳の付近にある事も影響して気にされている方が多いです。パキパキ・カクカク・ガリガリなど様々な音が発生する中で、音が鳴らなくなることもあります。今回は、関節雑音が無くなった時に考えられる事をご紹介いたします。
関節雑音が鳴る原因
関節雑音が発生した時には、いくつかのパターンがあります。その中で特に多いのが、関節を構成する関節円板の位置の問題です。側頭骨と下顎骨の間に位置している関節円板は、本来動きに合わせてくれています。しかし、何らかの原因によって位置がズレてしまい、開口や閉口といった関節の動きの際に邪魔をするようになってしまいます。多くの場合で前方にズレてしまう事が認められるのですが、口を開ける際に指二本半以上開ける場合には下顎骨が前方に移動しなければいけません。しかし、前方に関節円板がズレているとそれを乗り越えなければいけなくなり、この時に音が発生してしまいます。
音が鳴らなくなったは良い事？
しばらく経つと関節雑音が気にならなくなることがあります。この時に良い場合・悪い場合の両方が考えられます。音が鳴らなくなったは、単純に良いばかりではないのが現実です。
良い場合
関節円板の位置が元に戻ることは考えにくいです。しかし、この状態に合わせて動かし続けることによってリモデリングといって、今の状態に合わせた使い方に変化してくれます。状況に適応しようとした結果、音が気にならなくことがあります。この場合であればそのまま様子見で問題ありません。
悪い場合
残念ながら音が鳴らなくなったといっても悪いケースがあります。それは、音が鳴る所までの開口がそもそも出来なくなっている事が考えられます。指二本半以上の開口の際に下顎骨が前方に移動しなければいけません。しかし、そこまで大きく開けなければ前方に移動する必要が無く関節雑音がしなくなったと認識されてしまう事があります。ですので、気を付けなければいけないのが、開口がしっかりと出来ているかを確認することです。正常の開口は指が三本入ることです。もし、開口が出来ていない結果として関節雑音が気にならなくなっている場合には治療が必要とお考え下さい。
当院では、顎関節症に対して鍼灸治療・整体療法を症状に合わせて選択し治療を行っております。
関節雑音が現れている場合に可動域の制限が認められたり関節の問題が現れている時には、整体療法を選択することが多いです。整体療法といっても、バキバキさせるような事は無くソフトな手技で行います。ただし、筋肉性の問題が同時に認められる場合には、初期に鍼灸治療を選択することもあります。治療を行う前には今の状態をしっかりと聞き、説明をした上で治療を行います。もし気になる事がありましたら、お気軽にご質問ください。
良い方の変化であれ悪い方の変化であれ、顎関節に症状が出るという事は何かしら負担がかかる行動が認められることがあります。もしそのような行動がある場合にはそこの修正をしておかないと、再び症状が現れたり更に悪化させる可能性があります。そのため、当院では治療を行うとともに顎関節に負担がかかりやすい癖や行動についても説明を行っております。特に筋肉のバランスなどの観点からの行っていそうな癖や行動の指摘を行う事もあります。一緒に顎関節症からの改善を目指しましょう！
当院は、国連機関WHF（World Human Facility Community）より鍼灸・カイロスペシャリスト認定をいただきました。世界に認められた実力で顎関節症からの改善をサポートいたします！
また、当院で治療を行うスタッフは全員が医療系国家資格を保持し、治療経験１０年以上のスタッフです。ご安心ください。
治療料金
・顎関節症治療は、鍼灸治療・整体療法ともに５５００円（税込み）となっております。
※初回時は、初診料２２００円が別途必要となります。
※院長希望の場合には、別途１１００円が必要となります。ご希望の方は、ご予約の際にお申し出ください。
information
大阪府大阪市淀川区西中島の東洋医学治療センターです。最寄駅は、御堂筋線 西中島南方駅で徒歩２分、新大阪駅から徒歩１０分、阪急京都線の南方駅から徒歩１分です。当院は厚生労働省認可の治療院で、鍼師・灸師・柔道整復師の国家資格所持者による治療を行っております。
当院は日本で唯一のアメリカ合衆国大統領からGOLD AWARD、国連機関のＷＨＦから鍼灸・カイロプラクティックスペシャリスト認定を受けた治療院です。
・口が開きにくい
・話をしていると顎がだるくなって生活に支障がある
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・インプラントや歯列矯正によって顎関節周辺に問題があらわれた
・痛み止めやマウスピースではなく本当の治療を受けたい
・口を開けると顎が痛い
・顎がだるくて動かしにくい
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など、顎関節症による様々な症状に対応可能です！
西洋医学的なマウスピースの装着や痛み止めの内服などの治療では症状が改善しないとあきらめていた方の症状が、東洋医学的な治療によって改善する事も多くあります。
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もし不安や、心配なことがあれば遠慮なくお伝えください。できる限りご要望に応じて、治療を進めてまいります。一緒に快適な日常生活を取り戻しましょう。
顎関節症は進行する疾患です。１日でも早い治療開始をお勧めします。
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世界に認められた実力で顎関節症の症状改善をサポートいたします。
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