顎関節症の大きな要因として日常生活の癖が影響しています。その中でも特に言われるのは、「食いしばり」です。食いしばりは日中のみに関わらず、睡眠時にも行っている事があります。
顎関節症に睡眠も影響する
睡眠にはリズムがあり、私たちが寝ている間深い眠りと浅い眠りが交互に起こっています。深い眠りのタイミングをノンレム睡眠、浅い眠りのタイミングをレム睡眠と言います。寝返り等の寝ている状態で身体が動かしているタイミングは、眠りが浅いレム睡眠期にしています。その為筋肉を使う食いしばりは、レム睡眠やノンレム睡眠でも浅いレベルの時に起こりやすいと言われています。その為、眠りが深い方に比べて眠りが浅い方は筋肉が活動しやすい時間が増えてしまうため食いしばり行動が起こりやすいといえます。これは、食いしばりだけではなく歯ぎしりをしている方にも言えることです。
睡眠を改善させる
食いしばり自体は癖になっていることが多い為、改善させるには日中の意識が出来る間に食いしばりを無くす行動をすることが大切です。ですが、浅い眠りになってしまうことも食いしばり行動を助長する一つの要因になってしまう事が考えられます。ですので、睡眠を改善させることも大切です。例えば、運動をすることは有効な方法です。運動することによって自律神経にも作用を及ぼし睡眠に良い影響を与えることがあります。ただし、歩くだけでは運動にならず、息切れするぐらいの運動が必要です。寝ている間の食いしばりが気になる方は癖の改善はもちろんですが、睡眠が浅いと思われている方は睡眠の改善も図ってみてはいかがでしょうか?
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大阪府大阪市淀川区西中島の東洋医学治療センターです。最寄駅は、御堂筋線 西中島南方駅で徒歩2分、新大阪駅から徒歩10分、阪急京都線の南方駅から徒歩1分です。当院は厚生労働省認可の治療院で、鍼師・灸師・柔道整復師の国家資格所持者による治療を行っております。
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