開閉口時にカクカク・パキパキ・ガクガクといった音が鳴ることがあります。これは「関節雑音」といって、顎関節症の代表的な症状です。今回は、関節雑音についてご紹介いたします。
関節雑音
関節雑音は、関節円板の問題によって引き起こされるⅢ型顎関節症でよくみられる症状です。本来、関節円板は開閉口の際に骨の動きに合わせてくれるクッションのような存在なのですが、何らかの原因によって位置にズレが発生します。そうなると、開閉口の際に関節円板が動きの邪魔をしてしまうようになり、関節円板を乗り上げる時にカクカクとした音が発生するようになります。
また、シャリシャリやガリガリといった擦れるような音が鳴る事もあります。この場合には、骨自体が擦りあわされている変形性顎関節症（Ⅳ型顎関節症）が発生している可能性が考えられます。
治療は必要？
関節雑音の場合には、たまに音が鳴る程度で痛みも伴わないのであればそのまま様子見でも構いません。しかし、音の頻度が増えたり、音とともに痛みが現れる場合には医療機関を受診するようにしてください。ただし、音に関しては完全に無くなる事が難しいケースがあります。理由として、関節円板の位置がズレてしまっている場合には、それを元の位置に戻す事が外からは出来ないからです。また、Ⅳ型顎関節症のように骨に変形が起こっている場合も同様で、この場合に音の改善を目指す時には手術が検討されます。そのため、鍼灸治療や整体療法適応外となりますのでご注意ください。
Ⅲ型顎関節症の場合には骨自体に変形は起こっていないため、顎関節周辺のバランスの改善によって症状に変化が起こる場合はあります。もし医療機関の受診を検討される場合には、口腔外科もしくは顎関節症治療経験のある鍼灸整骨院が適しています。
注意点
わざと鳴らす
開閉口時に音が鳴る場合に、わざと音が鳴るか確かめるようにされることがあります。このような動きをすることによって顎をずらしながら口の開け閉めをすることになるため、かえって顎関節に負担がかかってしまう事が考えられます。症状の悪化に繋がってしまう事がありますので、ご注意ください。
食いしばりに注意
やはり、関節雑音の場合にも食いしばりには注意が必要です。食いしばりをすることによって顎関節に圧迫するような圧力がかかります。その結果、関節内の問題が起こりやすくなり、その一つに関節円板の問題やその後の変形が起こりやすい環境が作られる可能性が挙げられます。ですので、食いしばりに気づいた際には是非止めるように心がけてください。
タイプに合わせた治療法を提案
顎関節症はⅠ～Ⅴ型まであり、人によって原因や症状は異なります。それぞれの問題に合わせた治療法を選択することで改善を目指すことが可能です。当院では、今現在の状況に合わせて鍼灸治療・整体療法から治療法を決定し治療を行っております。筋肉性や症状が強い場合には鍼灸治療、関節性の問題による顎関節症の場合には整体療法を選択することが多いです。今の状況を説明しながら治療法の提案を行っておりますので、気になる方は是非当院へご相談ください。
アフターフォロー
顎関節症の発症には、日常生活の中の癖が影響している事があります。改善や再発予防を考えると、問題となる癖を無くすことが必要です。当院では考えられる癖の指摘や必要に応じてセルフケアやトレーニングの指導も行っております。治療と同時に日常生活の問題点を見直すことで、再発のリスクを減らします。
当院は、国連機関WHF（World Human Facility Community）より鍼灸・カイロスペシャリスト認定をいただきました。世界に認められた実力で顎関節症からの改善をサポートいたします！
また、治療を担当するスタッフは、医療系国家資格を保持している者のみで行います。ご安心ください。
治療料金
・顎関節症治療は、鍼灸治療・整体療法ともに５５００円（税込み）となっております。
※初回のみ、初診料２２００円が別途必要となります。
※院長希望の場合には、別途１１００円が必要となります。ご希望の方は、ご予約の際にお申し出ください。
information
大阪府大阪市淀川区西中島の東洋医学治療センターです。最寄駅は、御堂筋線 西中島南方駅で徒歩２分、新大阪駅から徒歩１０分、阪急京都線の南方駅から徒歩１分です。当院は厚生労働省認可の治療院で、鍼師・灸師・柔道整復師の国家資格所持者による治療を行っております。
当院は日本で唯一のアメリカ合衆国大統領からGOLD AWARD、国連機関のＷＨＦから鍼灸・カイロプラクティックスペシャリスト認定を受けた治療院です。
・口が開きにくい
・話をしていると顎がだるくなって生活に支障がある
・長時間話していると呂律が回らなくなる
・インプラントや歯列矯正によって顎関節周辺に問題があらわれた
・痛み止めやマウスピースではなく本当の治療を受けたい
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など、顎関節症による様々な症状に対応可能です！
西洋医学的なマウスピースの装着や痛み止めの内服などの治療では症状が改善しないとあきらめていた方の症状が、東洋医学的な治療によって改善する事も多くあります。
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もし不安や、心配なことがあれば遠慮なくお伝えください。できる限りご要望に応じて、治療を進めてまいります。一緒に快適な日常生活を取り戻しましょう。
顎関節症は進行する疾患です。１日でも早い治療開始をお勧めします。
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