顎関節症の原因になる癖として食いしばりが挙げられますが、「寝ている時にしているから分からない」と言われる事があります。寝ている間の食いしばりについては確認が難しいですし、更には起きてずっと意識しておくことは難しいです。しかし、それ以外にも確認の方法があります。
寝ている時の問題点
起きている時の食いしばりは意識出来ますが、寝ている間の食いしばりは意識出来無い。これはもちろんですが、残念ながら起きている時に食いしばりが認められる方の場合には寝ている間にも行っている可能性が高い事が考えられます。起きている時に上下の歯を無意識に当てているという事は、その状態が身体にとっての”普通”になっている事が考えられます。寝ている状態では意識のコントロールが出来ず無意識の癖が自然と引き起こされている可能性が高く、結果として食いしばりをしてしまう方が多いとされています。
また、歯科にて歯の表面の摩耗の指摘や人に歯ぎしりを指摘されたことがある方の場合には要注意です。特に歯ぎしりは、食いしばりの圧力と同時に歯を擦るような刺激も加わるため余計に歯にとっては良くない癖となります。
改善のためには?
寝ている間の食いしばりが認められたとして、「寝ている間だから意識しようがない」と言われます。これは間違いありません。この時の一番の対策としては、日中の食いしばりを無くして上下の歯が離れている事が身体にとっての普通になるように癖を止めていくことが重要です。そして、この状況を作るためにマウスピースを使用されることがありますが、この方法はオススメ出来ません。マウスピースに歯が当たるため、食いしばりの筋肉が使われる危険性があります。癖の改善は治療や道具を使って出来ることではなく、ご自身でどれだけ意識出来るかにかかっています。是非日中に上下の歯を離す癖をつけていきましょう!
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大阪府大阪市淀川区西中島の東洋医学治療センターです。最寄駅は、御堂筋線 西中島南方駅で徒歩2分、新大阪駅から徒歩10分、阪急京都線の南方駅から徒歩1分です。当院は厚生労働省認可の治療院で、鍼師・灸師・柔道整復師の国家資格所持者による治療を行っております。
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